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アルトナー(2163)は今期業績低迷も配当80円継続

2009-04-01 16:00


 技術者派遣で47年間の経験を活かし、上場以来最高益更新を続けてきたアルトナー <2163> の2009年1月期の業績は、顧客である企業の景気が悪化した影響から売上高52億93百万円(前々期比8.0%増)、営業利益3億48百万円(同23.0%減)、経常利益3億50百万円(同14.5%減)、純利益1億98百万円(同17.6%減)と増収ながら2ケタ減益という結果に終わった。
 しかし、財務状況は、純資産10億36百万円と1億19百万円増加したことで、自己資本比率は59.5%となり、前回を7.8ポイント上回っていることから、財務内容は健全といえる。
 同社の顧客企業の業績が、世界的な金融不安により悪化したことから、顧客企業においてコスト削減を目的とした人員見直しが図られ、結果、同社の派遣社員の稼働率が、昨年9月以降前年を下回る結果となった。1年間の平均稼働率は96.92%。ただ、1月の稼働率が95.0%台で終わっていることから、今期の業績予想は非常に慎重な予想となっている。
 同社は、機械設計、電気・電子設計、ソフトウェア開発の技術者を各企業に派遣している。機械設計開発では2次元CAD、3次元CADを使用し、自動車や家電メーカーの仕事を受注している。電気・電子設計開発では製品の心臓部といえる回路基板の設計や、電子系の信頼性評価業務をメインワークとしている。ソフトウェア開発では、ハードの動作制御を開発する制御ソフト分野に強みを持ち、自動車関連メーカーや、家電メーカーからの需要に応えている。
 しかし、主要顧客である自動車関連メーカー、家電メーカー共に売れ行きが落ちているため、今期の業績は大幅に悪化すると予想しているが、景気の回復が早期であれば、新製品へ向けての投資が積極的になるため、技術者派遣の需要も急回復されるものと予想される。
 10年1月期業績予想は、売上高48億30百万円(前期比8.7%減)、営業利益0百円(同99.9%減)、経常利益1百万円(同99.5%減)、純利益0百円(同99.5%減)と減収大幅減益を見込んでいる。
 今期業績は低迷する見込みであるが、非常に堅めの予想であり、景気回復の兆しが現れれば、業績の上振れも期待できる。今期配当は前期と同じく80円予想と株主へは配当で報いる方針。同社は、大手自動車メーカー、家電メーカーにとっては絶対必要な技術者を派遣している企業で、47年間の実績を持っていることから、この一時的な業績の落ち込みによる株価の低迷はいずれ回復するだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社 Media-IR)







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